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J.J. Abrams Hates Movies :「スター・ウォーズ」で映画館を満席にした J・J・エイブラムス監督が、もはや映画館こそ、観客が映画を観なくなる映画離れの原因になっていると発言 ! !



これからの映画界の課題は、やはり、どうやって映画館を無くしてしまうかに尽きるのかもしれません?!


映画はあくまでも映画館の大きなスクリーンで観賞するものであり、できれば、昔ながらのフィルム上映で観たい…という映画の本来あるべき姿にこだわって、今夏7月21日全米公開の戦争実話を映画化した最新作「ダンケルク」を、フィルム上映が可能な映画館に限り、2日前の7月19日に先行封切りをすることにしたクリス・ノーラン監督の「ザ・ダークナイト・ライズス」(2012年)の前夜祭興業で起きてしまった銃乱射事件の “ バットマン・シューティング ” の衝撃が、映画館離れの大きなキッカケになったことは皮肉ですが、J・J・エイブラムス監督がお粗末な映画館のせいで、観客が映画を観なくなる…と発言しました。

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J・J・エイブラムス監督が気に入って、かつて自分の映画の特徴としていた画面上で光が乱反射するレンズフレアのキラキラについて、ぶっちゃけ観づらいわよ…と言って、やめさせてしまった奥さんのケイティ・マクグラスさんの実家があるメイン州のとあるシネコンに出かけた同監督は…、

ある映画館チェーンなんですが、ぼくが映画を大嫌いになるように仕向けてくれています。まず映画館のスタッフが、明らかに観客を歓迎していない…、場内の空調が寒すぎる…、BGMも何もない…、そして、照明が消えるや否や、前置きもなく、いきなり映画の本編が始まってしまう。座席と言えば、これ以下はないと言えるほど座り心地がよくはありませんし、あげくの果ては映写機の前に何かがあって、上映が遮られている…と、そんな悲惨な目に遭っている観客のうち、実は大多数の人がもっと、まともに映画を鑑賞できるだけのテレビを自宅に持っているんです…!!


…とのことで、リスキーな高利回り債券のジャンクボンドを巧みに使って、荒稼ぎをした金融界のマイケル・ミルケン氏が立ち上げたシンクタンクのミルケン・インスティテュートが現在、ビバリー・ヒルズで催している世界会議の出席者らが集った昨夜(5月1日)の夕食会の席でスピーチを行った J・J・エイブラムス監督は、もはや映画は自宅で観るものとする流れは避けがたい…として、映画ビジネスの業態は様変わりをすることを訴えました。(via : The Playlist

一昨年の2015年末から昨年にかけて、「スター・ウォーズ : ザ・フォース・アウェイクンズ」の大ブームを巻き起こして、映画館を満員御礼にして、全米映画興業史上最大のヒットを叩きだした J・J・エイブラムス監督が、その実績とは裏腹のアンチ映画館をアピールするのは、Napster を立ち上げたことで知られるジャスティン・ティンバーレイク…ではなくて、「ソーシャル・ネットワーク」(2010年)ではジャスティン・ティンバーレイクが演じたネット・ビジネスの覇者のショーン・パーカー氏らと進めている VOD サービスの “ ザ・スクリーニング・ルーム ” を実現したいからです。

利用者がまず、150ドル=約1万6,800円を支払って、自宅に機器を設置し、新作映画を50ドル=約5,600円の観賞料金で楽しめるという “ ザ・スクリーニング・ルーム ” であれば、J・J・エイブラムス監督がメイン州のシネコンで味わったような惨めな経験をすることはないわけですし、他の観客のおしゃべりや、スマホの使用にイラついたり、周囲の人が食べているフードの匂いによって、映画のムードが台なしになることもなく、いきなり誰かに射殺されたり、テロに遭遇する心配もありませんし…、

人々は映画を観たいと思っています。でも、必ずしも映画館に足を運べるとは限りません…。

…といった次第で、 “ ザ・スクリーニング・ルーム ” であれば、視聴開始から48時間のうちは、いつでも映画を観ることができますから、以前とは違って、毎日やることがいっぱいの多忙な現代のライフスタイルの隙間の時間に映画が割り込むチャンスが拡大するのは明らかです。それに映画を観終えて、帰ろうとする観客が語る感想を耳にしてしまうことで、結末のサプライズを知ってしまうなどのネタバレが嫌で、もう映画館には行かない…という映画ファンが増えつつある問題を解消して、観客をつなぎとめ、引き続き、映画を楽しんでもらうこともできそうです。


映画一筋のクリス・ノーラン監督とは違って、そもそもは「フェリシティの青春」や、「LOST」といったテレビシリーズで成功をおさめてきた経歴の J・J・エイブラムス監督は映画をスクリーンではなく、テレビで観ることについて特に抵抗を感じないのかもしれませんが、映画は自宅で観るほうが楽しめるよ!!という同監督の考えについて、CIAリーダーの映画ファンのみなさんはどのような感想のご意見をお持ちになられたでしょう…?!

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