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Box Office : 7月28日~30日の全米映画ボックスオフィスBEST10 の第2位


あまりにもくだらな過ぎて、腹立たしいと酷評されているソニーのアニメ映画「The Emoji Movie」が、首位デビューこそ逃すも健闘の初登場第2位のヒット ! ! という、ため息をつきたくなる結果 ? !


第2位 (初) 「The Emoji Movie(5,000万ドル)

$25,650,000−(4,075館/$6,294)−$25,650,000

Trailer : The Emoji Movie



RT支持率は評論家 8 % , 観客 47 % / Metacritic スコア 10 / 出口調査の CinemaScore B

背中の上部がこぶのようになる脊柱後弯症を特徴とすることから、現代においてはモラル的に難のある古典キャラクターを主人公にした「イゴール」(2008年)も微妙な設定だったトニー・レオンディス監督を起用し、スマホの中の世界を舞台にして、絵文字たちが活躍するという奇妙奇天烈な発想のアニメ映画「The Emoji Movie」は、先週末の封切り初日(7月28日)に、Facebook でお伝えしたように、映画の格付けサイト Rotten Tomatoes での評論家の支持率が驚きの0%!!だったわけですが…、


そのドン底からは脱して、どうにか、8%に上昇したものの、今年2017年を代表するサイテーの映画という酷評に晒され続け、出口調査の結果も失望した人のほうが多い…と窺える “ B ” のスコアとなっています。※出口調査のスコアは “ B+ ” に達しなければ、映画館に出向く価値はないものと考えられています。

しかしながら、特におもしろくもなければ、感動もしないアニメ映画が初日に、1,005万ドルを売り上げる好発進だったため、もしかして栄光の全米 №1 デビュー!!を達成し、週末興行ランキングの第1位に躍り出るのではないか…?!と危惧?!されましたが、その不名誉?!だけはどうにか免れ、第2位だったことに映画ファンや、評論家は安心して、胸をなで下ろしているようです…!!


ただし、そのように徹底して嫌われた「The Emoji Movie」が稼いだオープニング成績の2,565万ドルという金額は、先月6月末に封切られた「デスピカブル・ミー 3」の同成績=7,243万ドルと比較すると、かなり見劣りしてしまうのですが、前年の2016年同時期に封切られた「アイス・エイジ」の第5弾「コリジョン・コース」の封切り成績が、2,137万ドルだったことを振り返ると、ひとまず、人気シリーズの結果を上まわっているわけですし、また、ソニーが今春に封切った「スマーフ : ザ・ロスト・ヴィレッジ」のオープニング成績は、1,321万ドルでしたから、同社としては、その2倍に近い金額を売り上げた飛躍として見なすことができそうです。

また、「アイス・エイジ 5」の製作費は、約1億500万ドルの巨額でしたし、「スマーフ」は約6,000万ドルでしたから、それらよりも安い5,000万ドルで作った「The Emoji Movie」が、2,565万ドルを稼いだのは、けして、よくない結果ではなく、むしろ健闘として、注目に値するのかもしれません…?!

Movie Clip:「The Emoji Movie」の冒頭の約2分間のオープニング・シーン ! !



なので、ソニーとしては、これから封切る諸外国での興行の結果次第によっては、国内での酷評とは裏腹に続篇の「The Emoji Movie 2」へと進む可能性は存分にあり得そうかもしれませんね…!!


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