The Man Who Invented Christmas : 文豪ディケンズはどのようにして、名作「クリスマス・キャロル」を執筆したのか ? !、その知られざる実話を想像して描いた「ザ・マン・フー・インベンテッド・クリスマス」の予告編を初公開 ! !

19世紀イギリスの国民的作家の文豪チャールズ・ディケンズを演じてるのは、大ヒット作「美女と野獣」の野獣のダン・スティーヴンスです！！


Trailer : The Man Who Invented Christmas



原作者のレス・スタンディフォードが、同名の小説を発表したのは、2008年ですから、その翌2009年の秋に、ロバート・ゼメキス監督のアニメ映画「クリスマス・キャロル」が沈没したことを振り返ると、ジム・キャリー主演のディズニー作品は当たるに違いない！！と見越して便乗し、先取りをするつもりだったのかな…？！なんて憶測してしまう物語が映画になった「ザ・マン・フー・インべンテッド・クリスマス」、つまり、“ クリスマスを創作した男 ” 、もしくは、“ クリスマスをデッチあげた男 ” の予告編です…！！

知られざる実話を想像して描いた…というヘッドラインの日本語が矛盾していることについて当然、疑問を持たれたかと思いますが、予告編でご覧のように配給のブリーカー・ストリートは “ 実話をもとにした… ” と宣伝していますから、それを真に受けると、“ 実話の映画化 ” になってしまいますし、かと言って、現実のチャールズ・ディケンズは、1843年発表の「クリスマス・キャロル」を執筆していた当時、それよりも以前に出版した本が売れずに困っていた…という切羽詰まったような状況でもなかったようですから、映画の設定は、どうやら、史実とは違う創作のように観受けられます。

よって、知られざる実話を想像して描いた…という言い方になるわけですが、しかし、コミックヒーロー映画「ザ・クロウ : サルベーション」（2000年）や、フランシス・マクドーマンドとプリンセス・エイミー・アダムスが共演した「ミス・ペティグルー・リブス・フォー・ア・デイ」（2008年）などのバハラット・ナルルーリ監督が手がけたのは、単にファミリー向けの娯楽作のようですから、あまり難しいことは言わず、御年87歳の名優クリストファー・プラマーのスクルージぶりを素直にお楽しみ頂くとよいのではないでしょうか…！！、それに…、

これまでに何度も映像化されている「クリスマス・キャロル」のお決まりのストーリーを、まったく新しいアングルから描いた…！！という見方においては、とても貴重とも言える「ザ・マン・フー・インべンテッド・クリスマス」は、今秋の感謝祭のホリデイ・ムービーとして、11月22日から全米で公開です…！！