Jurassic World 2 : 恐竜の島に再び舞い戻る「ジュラシック・ワールド」の続篇「フォールン・キングダム」が、ついに本当の予告編を初公開 ! !

オーウェンさんが恐竜の島に舞い戻った目的は、前作で活躍してくれたヴェロキラプトルのブルーが生きていると知り、その命を救うことでした！！

今週のはじめから、チラ見せの予告編の予告編をくり返し披露して、もったい着けていたユニバーサル映画がようやく、「ジュラシック・ワールド : フォールン・キングダム」の本当の予告編を初公開してくれたので、ぜひ、ご覧ください！！

Trailer - Jurassic World : Fallen Kingdom

コリン・トレボロウ監督が手がけた大ヒットの前作「ジュラシック・ワールド」（2015年）は、ニック・ロビンソンと子役のタイ・シンプキンスくんが演じたミッチェル兄弟が恐竜パークにやって来るところから物語を始めて、その少年と児童も活躍したことから、ファミリー映画の趣きすら含まれていたのですが…、

新たにメガホンを託された J.A. バヨナ監督の続編は、初公開の予告編の印象から察すると、ややシリアス味を増したように受けとめられなくもありません。しかし、物語の舞台こそ同じイスラ・ヌブラル島であり、場所は変わらないとは言え…、

前作では人間の手によって恐竜たちが飼育・管理され、島全体が娯楽施設のテーマパークだったのに対して、あれから4年後…という設定の続篇では、恐竜たちが暴走した前作の騒動の挙げ句、原始時代のようになった廃墟の恐竜島にあえて舞い戻り、足を踏み入れることに…！！と、状況が真逆に違うわけですから、J.A. バヨナ監督が得意のホラー・タッチを盛り込んで、映画のトーンをややダークなものにしようと考えたらしいのは、まったく筋道が通っている演出として、理解ができそうです。

なので、同監督の続編へのアプローチ自体は間違っていないように思われますし、そのシリアス路線と主演のクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードの魅力であるコミカルなところが、うまくマッチして、絶妙の緩急のバランスを持った作品に仕上がることを期待したいとは思います。ただし…、

現実的な視点から観ると、火山の噴火から恐竜たちを救うために、危険を承知のうえで、島に舞い戻る…という筋書きは下手をすれば、そんな命がけのことをしなくてもいいのに、恐竜が必要であれば、また遺伝子から造ればよいのでは？！と指摘を受けてしまい、愚か者の選択のようにも解釈されかねませんから、続篇のシナリオを執筆したコリン・トレボロウ監督と相棒の脚本家のデレク・コノリーが、どのような説得力のある裏付けを物語に与えてくれているのか？！が問われそうかもしれません。

なお、コリン・トレボロウ監督は、続編は前半と後半とが別の映画のようになると、意味深なことを語っていましたから、ストーリーには何か秘密の大ドンデン返し？！のネタが隠されているのかもしれませんし、公式のあらすじでも、イスラ・ヌブラル島に上陸した一行が思いがけず、何かの陰謀を見つけてしまうらしいことが、ほのめかされています…！！

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そうしたストーリーは現実味を欠いているかもしれないという視点からすると、これも下手するとセルフ・パロディの皮肉になってしまうのかもしれませんが、ご覧いただいた「ジュラシック・ワールド 2」の予告編は、どのような危機を乗り越えて、リリースされたのか？！、その緊迫の舞台裏のマヌケぶりを紹介したショート・フィルムをあわせて、お楽しみください！！

Jurassic World: Fallen Kingdom - Zach King Trailer Tease