The New Gods : ワーナー・DC のコミック映画の最新作「ザ・ニュー・ゴッズ」が、マーベルの「ブラック・パンサー」を辞退した監督の起用を決定 ! !
ディズニー・マーベルが選んだ人を起用しておけば、間違いないだろうし、クレームも言われない…という、お下がりの人材起用のパターンです！！
マーベル・シネマティック・ユニバースが切り離されて、ディズニーの管理下に移る前の2011年に、「ソー: ザ・ダークワールド」（2013年）から、女なのでクビにされたパティ・ジェンキンス監督を起用して、「ワンダー・ウーマン」（2017年）の大ヒットをモノにしたワーナー・ブラザースは、あろうことか…、
DC・シネマティック・ユニバースの舵をとる中心人物のザック・スナイダー監督をクビにして、同監督から「ジャスティス・リーグ」（2017年）を取り上げ、「アベンジャーズ」のジョス・ウィードン監督に仕上げを託したものの、結果は大失敗に…と、ディズニー・マーベルからの人材起用をくり返していますが、さらにまた、ディズニー・マーベルが目をつけたエヴァ・デュヴァーネイ監督を起用したことを、業界メディア Deadline のドミニク・パテンとマイク・フレミングがレポートしてくれました！！
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北米では社会現象のブームになっているミラクルな大ヒット作「ブラック・パンサー」の監督を依頼されるも、アフリカ系のヒーローをどう描くのか？！という物語のとらえ方が、マーベルとは異なってしまったことで、潔く辞退をしたエヴァ・デュヴァーネイ監督は、その代わりに、ディズニー本体のSFファンタジーの大作「ア・リンクル・イン・タイム」を引き受け、先週末に全米で公開するも、本当だったら自分が作ったはずの黒豹陛下に太刀打ちできなかったわけですが、ディズニーから一転し、ライバルのワーナーのDCコミックス原作の映画化「ザ・ニュー・ゴッズ」のメガホンをとることが正式に決定したそうです！！
© Disney
伝説的なコミック作家にして、アーティストの故ジャック・カービーが、マーベルを離れて、DCコミックスに発表の舞台を変えて、1971年に第1巻を出版した「ザ・ニュー・ゴッズ」の映画化を、ディズニーから離れたエヴァ・デュヴァーネイ監督が手がけるというのも皮肉な感じですが、同コミックは善の " ニュー・ジェネシス " と、悪の " アポコリプス " のふたつの惑星に分かれてしまった種族 " ニュー・ゴッズ " をめぐる物語が展開するものです。
となれば、" アポコリプス " の支配者のダーク サイドは、DC版のサノス？！として、DC・シネマティック・ユニバースのメインの悪役に想定されていたわけですから、前述の「ジャスティス・リーグ」の沈没により、今や、壊滅寸前の同シネマティック・ユニバースに、エヴァ・デュヴァーネイ監督が加わって、再建に貢献してくれるのか…？！と期待をしてしまいそうですが、「ザ・ニュー・ゴッズ」は、DC・シネマティック・ユニバースとは無関係の独立した映画として作られるそうなので、ひょっとすると、既存のDC・シネマティック・ユニバースとは別に立ち上げられる新・DC・シネマティック・ユニバースに属する作品に位置づけられるのかもしれません…？！
しかし、現状では、ジェラルド・バトラーが出演したサーフィンの実話映画「チェイシング・マーヴェリックス」（2012年）のシナリオを執筆した脚本家のカリオ・セイラムが、エヴァ監督と密に打ち合わせながら、ストーリーを練っていく…という構想の初期の段階のようですから、これから「ザ・ニュー・ゴッズ」が、どう発展していくのか…？！は、まだ何とも言えませんが、ディズニー・マーベルの大ヒット作「ソー : ラグナロク」（2017年）が、故ジャック・カービーにトリビュートしたものだったことを踏まえると、映画のイメージは少し似たものになるのかも…？！
Gosh, that's hard. Big Barda. Many reasons. #askava https://t.co/3qxGDq7mHe
— Ava DuVernay (@ava) December 27, 2017
なお、Deadline が指摘してくれましたが、昨2017年末の時点で、お気に入りのコミックヒーローは…？！と、Twitter 上で、ファンから尋ねられたエヴァ監督は、「ザ・ニュー・ゴッズ」の登場人物のビッグ・バルダの名前をあげていますから、ワーナーからの打診を受けたのは、それよりも前のことだったのかもしれませんね…！！
さて、エヴァ・デュヴァーネイ監督のワーナー・DC のコミック映画の大作「ザ・ニュー・ゴッズ」は成功するのか？！、CIA リーダーのみなさんは、どのような期待の感想をお持ちになられたでしょう…？！
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